配偶者ビザの審査期間はどのくらい?平均審査期間と早めるポイント【2026年版】
外国人が日本人または永住者と結婚した場合、多くの方が 配偶者ビザ(日本人の配偶者等) を申請します。
しかし、よくいただくご相談がこちらです。
「配偶者ビザはどのくらいで許可が出ますか?」
「できるだけ早く審査してもらう方法はありますか?」
配偶者ビザの審査期間は、
海外から呼び寄せる申請か、日本国内での変更申請かによって大きく変わります。
そこで今回は、
- 配偶者ビザの平均審査期間
- 審査が遅くなる理由
- 審査を少しでも早める方法
について、入管実務の観点から解説します。
配偶者ビザの標準処理期間
配偶者ビザの審査期間は、法務省が定期的に「標準処理期間」として公表しています。
2024年(令和6年)1月〜3月の全国平均は次の通りです。
海外から呼び寄せる場合(認定申請)
平均:約 72.9日(約2〜3ヶ月)
日本国内でビザ変更する場合
平均:約 37.4日(約1ヶ月)
ただし、この数字は 日本全国の平均値 です。
東京入管の実務上の審査期間(2026年)
実務上、東京出入国在留管理局では以下の審査期間になることが多いです。
| 申請種類 | 審査期間(東京入管の目安) |
|---|---|
| 在留資格認定証明書交付申請(海外から呼び寄せ) | 約3〜4ヶ月 |
| 在留資格変更申請(他のビザから配偶者ビザへ) | 約2〜3ヶ月 |
| 在留資格更新申請 | 約1〜2ヶ月 |
東京入管は全国でも申請件数が多く、審査官の人員不足もあり審査期間が長くなる傾向があります。
地方の入管では、もう少し早く許可が出るケースもあります。
また近年は外国人の増加に伴い、全体的に審査期間は少しずつ長くなる傾向にあります。
配偶者ビザの審査を早める方法
結論から言うと、確実に審査を早める方法はありません。
ただし、審査官が審査しやすい書類を提出することで、結果的に審査がスムーズに進む可能性があります。
審査を早めるためのポイント
① 外国語書類には日本語訳をつける
入管の審査は基本的に日本語で行われます。外国語のみの書類だと翻訳確認が必要になり、審査が遅くなることがあります。翻訳は本人や知人が行っても問題ありません。翻訳文には次の情報を記載しましょう。
- 翻訳者名
- 住所
- 日付
② わかりにくい部分は説明書を作成する
例えば次のような場合です。
- 夫婦の年齢差が大きい
- 交際期間が短い
- 海外で結婚した
このような場合は 補足説明書 をつけておくと審査がスムーズになります。
③ 日本での生活基盤を説明する
海外在住の配偶者を呼び寄せる場合、日本でどのように生活するのか、収入はどう確保するのか
といった点を説明しておくと審査が進みやすくなります。
④ 急ぎの事情がある場合は証明書を提出する
例えば次のような事情です。
- 就職開始日が決まっている
- 妊娠しており出産予定がある
- 家族の介護が必要
この場合は
- 雇用契約書
- 医師の診断書
などの証拠書類を添えて説明書を提出すると、審査が早くなる可能性があります。
※ただし必ず早期処理されるわけではありません。
すでに申請している場合の対応
すでに申請を出していて、標準処理期間よりも時間がかかっている場合の対応は次の2つです。
① 補足資料を追加提出する
入管には 追加資料を提出することが可能です。
ただし注意点があります。
- 提出済み書類と内容が矛盾する資料
- 不必要な資料
を提出してしまうと、逆に審査が長引く可能性があります。
追加提出する場合は
- 急ぎの事情の説明
- 審査で疑われそうな部分の補足資料
などに限定することが重要です。
② 基本的には審査結果を待つ
残念ながら、入管の審査は 審査官の判断に大きく依存します。
進捗確認をすると
「審査中」
「結果が出ました」
のどちらかの回答になることがほとんどです。
ただし
- 電話
- 窓口
で事情を説明し、早期審査をお願いすることは可能です。
妊娠などの特別な事情がある場合は、入管に相談してみるのも一つの方法です。
まとめ
配偶者ビザの審査期間の目安は次の通りです。
| 申請種類 | 審査期間 |
|---|---|
| 海外から呼び寄せ(認定申請) | 約3〜4ヶ月 |
| ビザ変更申請 | 約2〜3ヶ月 |
| 更新申請 | 約1〜2ヶ月 |
配偶者ビザは、提出書類の内容によって審査期間が大きく変わることがあります。
一度申請すると原則として書類の差し替えはできないため、
申請前にしっかり内容を確認することがとても重要です。
