就労ビザ申請サポートなら、松戸駅前行政書士事務所

就労ビザ申請サポート松戸
【対応地域】松戸市を中心に千葉県、東京都、茨城県

080-7582-2082

電話受付時間 : 平日:10:00〜19:00 休業日:土日祝日

※事前予約で土日祝日・平日夜間も相談可能

お問い合わせはこちら

1号特定技能外国人支援計画とは

特定技能1号の在留資格で外国人を雇用する際、受け入れ機関には日常生活や社会生活に関する
支援義務が課せられています。

この支援内容をまとめたものが「1号特定技能外国人支援計画」です。
この計画は、雇用前に必ず作成し、出入国在留管理庁へ提出する必要があります。
支援内容が不十分と判断された場合、受け入れが認められない可能性もあるため注意が必要です。

支援計画に含めるべき10の義務支援項目

以下の10項目は、支援計画に必ず含めなければならない義務支援項目です。

  1. 入国前の生活ガイダンス提供
    日本での生活ルールやマナーを、外国人が理解できる言語でオンライン等により3時間程度
    実施します。
  2. 空港での出迎え・見送り
    入国時は空港で迎え、帰国時は空港で確実に見送り、帰国を確認します。
  3. 住宅確保の支援
    不動産会社の紹介、内見同行、保証人支援などを行い、住宅決定までをサポートします。
  4. 生活オリエンテーション
    銀行口座開設や携帯契約のサポートなどを、8時間程度実施。言語は本人が理解できる言語を使用します。
  5. 公的手続きの支援
    国民健康保険の加入、転入届、納税関連などの行政手続きへの同行と案内を行います。
  6. 日本語学習の支援
    日常会話ができる環境の提供や、必要に応じた日本語学校への通学支援(費用負担含む)を行います。
  7. 相談・苦情対応体制の整備
    日常生活や業務上の相談に対応できる体制を整え、必要な助言や対応を行います。
  8. 日本人との交流促進
    スポーツや食事会など、日本人と交流できる機会を定期的に設けます。
  9. 非自発的離職時の転職支援
    離職時にハローワークへの同行や次の職場紹介などを行います。
  10. 定期的な面談と行政機関への通報
    労働環境の確認のために面談を行い、問題があれば行政機関へ報告します。

任意で追加可能な支援内容

上記10項目に加えて、以下のような任意支援項目を支援計画に追加することも可能です。
追加した場合は、実施の義務も発生します。

  • 入国前の気候や服装のガイダンス
  • 離職後の住居の確保支援
  • 日本語能力試験(JLPT)受験サポート
  • 日本語学習費用の補助
  • 資格取得者への昇給・待遇改善
  • 交流イベント時の有給取得支援

支援計画の実施方法:2つの選択肢

支援計画は作成して提出するだけでなく、計画通りに実施することも受け入れ機関の法的義務
です。
実施方法には次の2つがあります。

1. 登録支援機関へ委託

登録支援機関に委託することで、専門知識がなくても適切な支援が実施可能になります。
1名あたり月3〜5万円の委託費用がかかりますが、工数を大きく削減できるのがメリットです。
5年間雇用する場合、1人あたり最大で約300万円の支援費用がかかることもあります。

2. 自社での内製化

登録支援機関を使わず、自社で支援を行う方法です。コストを抑えられる反面、入管法や労働法などの法知識が必要になり、初期の工数が大きくなります。初年度は1人あたり月180時間の工数がかかるケースもありますが、長期的なノウハウの蓄積という点で大きなメリットがあります。

Return Top
Translate »